最新情報

台湾、相互関税率15%を確保 既存関税との重複適用を回避し、半導体分野で最も優遇された関税措置を獲得

訪問者数:6

台湾、相互関税率15%を確保 既存関税との重複適用を回避し、半導体分野で最も優遇された関税措置を獲得

 

米国東部標準時2026年1月15日、行政院の鄭麗君副院長および行政院経貿交渉弁公室の楊珍妮首席交渉代表は、台湾交渉団を率い、米国商務長官ハワード・ラトニック(Howard Lutnick)および米国通商代表ジェイミソン・グリア(Jamieson Greer)が率いる米国代表団との最終交渉会議に臨みました。今回の会議では、複数の交渉目標の達成に成功するとともに、双方は、駐米台北経済文化代表処(TECRO)および米国在台協会(AIT)が投資に関する覚書(Memorandum of Understanding, MOU)に署名する場に立ち会いました。

行政院「台湾・米国経済貿易タスクフォース」は、台湾は米国の貿易赤字相手国の中で第6位に位置しており、その貿易赤字の約90%は半導体、情報通信技術(ICT)製品および電子部品によるものであると説明しました。これらの製品は、米国の「1962年通商拡大法(Trade Expansion Act of 1962)」第232条に基づく調査対象となっており、同条は米国の国家安全保障を脅かすと判断される輸入品に対する輸入制限措置を規定しています。そのため、台湾交渉団は相互関税および第232条関税を交渉の重点項目とし、米国通商代表部(USTR)および米国商務省との間で複数回にわたる協議を実施した結果、最終的に以下の4項目の重要な成果を達成しました。

 

第一に、 台湾製品に対する相互関税率は20%から15%へ引き下げられ、既存の最恵国待遇(Most-Favored-Nation, MFN)関税との重複適用が免除されました。これにより、日本、韓国および欧州連合(EU)など、米国の主要な貿易赤字相手国と同等の待遇を獲得しました。

第二に、 台湾は、米国へ投資する企業を対象として、半導体およびその派生製品に関し、最も優遇された関税措置を獲得した米国初の貿易相手となりました。さらに、交渉団は、自動車部品、木材およびその他製品についても、第232条関税における優遇措置の獲得に成功しました。

第三に、 「台湾モデル(Taiwan Model)」を構築し、台湾企業の米国サプライチェーンへの参入を促進するとともに、産業クラスターの形成を推進し、さらに台湾のテクノロジー産業のグローバル競争力を向上させました。

第四に、 今回の交渉は、台湾と米国のハイテク産業における双方向投資を促進するとともに、世界の人工知能(AI)サプライチェーンにおける台湾・米国間の戦略的パートナーシップを確保しました。

 

ニュースソース:行政院プレスリリース

:::
回頁面最頂端