台湾とフランス、産業・技術協力を拡大

駐フランス台北代表処の郝培芝代表(後列右から2人目)と経済部の龔明鑫部長(後列左から2人目)は、3月30日にパリで開催された、台湾の工業技術研究院(Industrial Technology Research Institute, ITRI)とフランスのEutelsat Communications S.A.との間の協力覚書(MOU)締結式に立ち会った。
(写真提供:駐フランス台北代表処)
台湾とフランスは、政府が引き続き台湾企業のグローバル・サプライチェーンへの展開を支援する中、今年さらに多くの産業研究開発プロジェクトを推進する準備を進めている。
経済部によると、両国は昨年、二国間イノベーションおよび研究開発(R&D)協力プログラムを発表した。同プログラムでは、経済部産業発展署および産業技術司による政府資金・関連資源の提供に加え、フランス政府系投資銀行Bpifranceによる融資支援が行われている。
経済部によると、第1回公募では10件の応募の中から6件のプロジェクトが採択された。これらのプロジェクトは、人工知能(AI)、高性能コンピューティング、シリコンフォトニクス、先進ディスプレイ技術およびその応用、ならびにバイオメディカル分野に重点を置いており、今月より正式に開始される予定である。
第2段階の取り組みについて、経済部は、非レッドサプライチェーン・ドローン、半導体、ロボティクス、宇宙および低軌道衛星、通信、バイオテクノロジーおよび医療、テクノロジースタートアップ、サーキュラーエコノミー、ならびに洋上風力発電を重点分野とすると説明した。
また、これに関連して、新竹県に本部を置く工業技術研究院(Industrial Technology Research Institute, ITRI)と、パリに本社を置くEutelsat Communications S.A.は、3月30日にパリで低軌道衛星および通信分野における協力を拡大するための協力覚書(Memorandum of Understanding)を締結した。
経済部は、この協力がサプライチェーン・パートナーシップのさらなる拡大への道を切り開くとともに、産業エコシステムの構築、6G衛星通信標準の開発、低軌道衛星および静止赤道軌道衛星の応用、さらには衛星ブロードバンド分野における協力の発展を促進するものと期待している。
ニュース出典:Taiwan Today(経済)